（1）駐車場が混雑する時期・時間帯を把握する

駐車場が混雑する時期とは「空港の繁忙期」に連動します。「空港の繁忙期」は、「年末年始、春休みと夏休みの週末（特にお盆）、GW、秋の連休」です。

羽田空港からの出発便は、午前10時台や11時台など午前中に出発する便が多いです。空港駐車場の利用者が搭乗手続きや出国審査をする時間を鑑みれば、羽田空港の駐車場混雑時間帯は主に午前7時～8時頃といえます。

（2）停めたい時の混雑状況を予想する

混雑状況を予想できれば、誰よりも早く、事前予約に臨む気合いが入ります。そのためには、以下の試みをするとよいでしょう。

1. ① リアルタイムの情報収集方法を習得する

   羽田空港公式サイトの駐車場ページでは、リアルタイムの混雑状況が確認できます。P2・P3駐車場なら、運営会社サイトの羽田空港駐車場ライブカメラより駐車場の入り口や屋上の様子を映像で見ることができます。

2. ② 状況が似かよった日の混雑状況を確認する

   例えば、連休初日に停めたいのならば、先の似たような連休初日に、リアルタイムの混雑状況を①の羽田空港公式サイトとライブカメラでチェックして、情報活用しておきましょう。また、状況が似かよった連休初日の予約状況を確認するのもよいでしょう。駐車場によって予約サイトは異なるため、以下のサイトよりご確認ください（P1駐車場は予約ができません）。

   【P2・P3駐車場 予約サイト】https://hnd-rsv.aeif.or.jp/airport2/app/toppage
   【P4駐車場 予約サイト】https://haneda-p4.jp/airport/entrance/0000.jsf
   【P5駐車場 予約サイト】https://pk-reserve.haneda-airport.jp/airport/entrance/0000.jsf

（3）公式駐車場・民営駐車場の違いを認識して、予約スケジュールを立てましょう

まずは、公式と民営の駐車場の違いを以下の表で認識しておきましょう。近さ・便利さ・費用で違いがありますが、人気集中度は、公式駐車場＞民間駐車場といえます。なぜなら、飛行機の乗り場に最も近く、直接入場でき、鍵の受け渡しをする必要もないからです。

※一部の駐車場で予約ができないところもあります。

1. ① 公式駐車場

   羽田空港の公式駐車場は運営会社が複数あり、P1～P4駐車場については基本的に同じ料金設定です。P1～P4は、通常期と多客期（GW・夏期・年末年始）とで料金設定が違いますが、詳しくは以下のまとめをご参照ください。

   自動車×旅行のお役立ちコラム
   【羽田空港の公式駐車場】その種類と料金は？時期により違う駐車料金や混雑状況も解説

2. ② 民営駐車場

   羽田空港周辺に民営駐車場はたくさんあります。送迎があるかないか、鍵受け渡しがあるかないか、駐車場内移動があるのかなど、セキュリティ・サービス・応対はそれぞれです。よく調べた上、ご納得のいく駐車場を検討されるとよいでしょう。

   以下は、口コミ等から判断して比較的応対がしっかりしている、事前予約できるといった観点から、多くの民営駐車場の中の選択肢の一例としてご紹介します。詳しくは各社サイトをご確認ください。

   エイトパーキング（ANAマイルが貯まる）
   完全予約制で空港に近い駐車場です。サイトのTOPページ下方に、満車状況も記載があります。無料送迎があり、ANAマイルも貯められます。前日の18:00以前にキャンセル連絡をした場合、キャンセル料はかかりません。
   ※ANAマイルの貯め方はこちらをチェック

   東京シティエアターミナル
   土日祝の予約をすることが可能です(バス&エアープランとの併用不可)。最大2週間停められます。前日まではキャンセル無料です。送迎バスはありませんが、リムジンバスを予約できます。

3. ③ 希望する駐車場の予約がいつからできるのか、しっかり日時確認をしましょう

   公式と民営の駐車場の情報収集をしたら、第1希望から第3希望くらいまで決めておきましょう。なぜなら、混雑する時期であれば、人気のある駐車場の予約枠はあっという間に埋まってしまう傾向にあるからです。

   例えば、公式の駐車場（P2・P3・P4・P5）は、すべて入場予定日の30日前から予約できます。予約開始の時間については、P4・P5は午前0時からですが、P2・P3は午前10時からになりますので、ご注意ください。なお、GW・夏期・年末年始などの多客期には、一斉予約期間が設定される場合がありますので、お早めに予約サイトで確認することをおすすめします。

（1）公式駐車場を予約する

超繁忙期には一瞬で予約枠が埋まることもあります。重々覚悟の上、予約スケジュールをしっかり立てて、予約開始時間前から万全の対策をしましょう。予約方法は、以下のまとめをご参照ください。

自動車×旅行のお役立ちコラム
羽田空港の公式駐車場P2・P3・P4・P5の予約方法とは？予約料金・変更・キャンセルについても解説

（2）民営駐車場を予約する

公式駐車場の予約ができない場合には、民営駐車場を予約しましょう。ただし、人気のある駐車場の場合、予約が早々に埋まる場合もあるので、こちらも早めに対応しましょう。

（3）キャンセルが出ないか、希望の駐車場予約サイトを確認する

例えば、公式のP2・P3・P4駐車場は3回までキャンセルも可能なので（P5はお問い合わせください）、日を変えて確認しましょう。しばしばキャンセルが出ることもあるので、キャンセル分を予約できれば当日安心です。

（1）早朝（繁忙期ならできる限り早く）に行く

羽田空港の駐車場混雑時間帯は主に午前7時～8時頃ですから、混雑を回避するにはできる限り早い時間に行く必要があります。繁忙期であればなおさらです。

（2）リアルタイムを確認しつつ、行動する

空いている公式駐車場があれば、乗り場が多少遠くなったとしても、そちらに停めましょう。例えば、P3を希望していてもP5が空いていたらそちらに駐車する判断をした方が良いでしょう。満車表示だったり、入口が行列になっていたりするようなら、民間駐車場を停めることを考えた方が良いでしょう。（最近では、P1-P4は満車時に入り口前に並ばせない対応をされる場合もあるようです）

（3）民間駐車場に停める

当日でも停められる可能性が高い駐車場もありますので、一例としてお伝えします。ただし、時期によっても異なるため、サイト等で事前にご確認ください。

1. ① HICity（羽田イノベーションシティ）

   24時間利用できます。京浜急行電鉄天空橋駅に直結しており、空港に近いにもかかわらず、比較的新しいため空いていることが多いようで、穴場といえます。しかし、送迎はないため、駐車後、東京モノレールか京浜急行電鉄羽田線で移動しなければなりません。時間に余裕を持って行動する必要があります。

2. ② 駐車場予約　akippa

   駐車場を15分単位で予約できるサービスです。羽田空港周辺の空いているスペース（自宅駐車場やマンション駐車場や空き地など）を駐車場として利用できます。こちらを確認してみることもよいでしょう。