これが王道・真夏の徳島ドライブ観光【阿波おどり&うず潮&かずら橋】
徳島には徳島阿波おどり空港があり、飛行機、鉄道、車、高速バスなどの交通手段でアクセスできます。今回は、真夏の徳島ドライブ観光におすすめしたい【阿波おどり&うず潮&かずら橋】をご案内します。
※情報は2024年6月時点のものです。最新情報は必ずサイト等でご確認をお願いします。
真夏の徳島といえば、徳島阿波おどり!

徳島県の夏の風物詩、阿波おどり。「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃそんそん」のお囃子は全国的に有名です。高知のよさこい祭り、愛媛の新居浜太鼓祭りと並んで、四国三大祭りに数えられます。阿波おどりのリズミカルな踊りとお囃子は人気があり、現在、全国各地でも阿波おどりが開催されます。また、阿波おどりは、庶民によって400年以上にわたりお盆に踊り継がれた歴史があり「全国3大盆踊り」の1つともいわれ、徳島県内各地でもお盆前後に阿波おどりが催されています。
阿波おどりは、提灯を先頭にして、いなせな法被と白足袋でキメた豪快な男踊り、色鮮やかな揃いの浴衣と編み笠も艶やかな女踊り、心浮き立つ鳴り物(三味線・太鼓・笛・鉦等)で構成される「連(れん)」というグループで踊ります。連は、地域住民などで構成された一般連や阿波踊り振興協会などの団体に加盟する有名連、学生で構成される学生連、企業で結成した企業連など、大小さまざまな連があります。
本場中の本場、徳島市の「徳島阿波おどり」は最大規模を誇り、期間中で踊り手はなんと10万人を数えるともいわれ、その見物に何十万、多い年には百万人以上の観光客が訪れます。それもそのはず、有名な連が揃い踏みして、連ごとに一挙手一投足全てが揃った圧巻の総踊りは鳥肌ものに美しく、「これは凄い、見に来て良かった」と大満足される方が多く、評判となるからです。
①本場の徳島阿波踊りをしっかり見たいなら

【いつ】:例年 前夜祭・8/11/本番・8/12~15日(お盆の期間)
【見物できる会場】:有料演舞場(前売り券・当日券/特別席・指定席・自由席あり)と無料演舞場
演舞場は、各連の踊り手が踊り進む道の両端によく見えるよう、ひな壇状の観覧席が設けられる会場です。演舞場には、定評がある有名連が数多く出場するため、見晴らしの良い席が人気です。本番期間中、昼は「選抜阿波おどり」、夜は演舞場での「阿波おどり」が楽しめます。
(各年毎にチケット売り出し日・会場・開催時間など詳細変更があるので、公式サイト等を必ずご確認ください)
◆2024阿波おどり 公式サイト:https://www.awaodorimirai.com/
②本場の阿波踊りに参加したいなら
踊りたくなったら、にわか連として飛び入り参加もできます。予約不要・参加費無料・服装自由だそうです。達人のレッスンを受けられるので安心です。(※各年毎に参加方法は違っているようなので、公式サイト等でお問合せしてください)
③お盆以外に阿波おどりが見たいなら、1年通して楽しめる「阿波おどり会館」へ

徳島市を眼下に見下ろせる、眉山(びざん)ロープウェイ乗り場(ふもと側)にある施設です。お盆以外に訪れた旅行者でも、一年中、本場の阿波おどりが見物できる施設です。季節や天候に左右されず、昼公演は会館専属の踊り手の阿波おどり、夜公演には有名連の阿波おどりが見られます。名人による踊りの解説や、踊り方のレクチャーもあって、阿波おどりを踊ってみることもできます。
【阿波踊り会館】
- 住所徳島県徳島市新町橋2-20
- サイトURLhttps://www.awaodori-kaikan.jp/
公園や展望室から眺める「うず潮」
鳴門のうず潮もとても有名ですが、上から勇壮なうず潮を見られる公園が徳島には複数あります。その中のとっておきをご紹介します。
④お茶園展望台

左手に鳴門大橋と鳴門のうず潮が一望できる展望台です。昔、阿淡藩主の蜂須賀家が鳴門のうず潮を眺めるために茶屋を建てた場所といわれています。うず潮が出やすい日時を事前にチェックして訪問すると良いでしょう。鳴門海峡を行き交う船や淡路島まで見られて、見飽きることのない風景を楽しめます。
- 住所徳島県鳴門市鳴門町土佐泊浦
- サイトURLhttps://naruto-tourism.jp/sightseeing/2441
【参考】月間潮見表 ~うずしお観潮船 公式サイト「潮見表」より
https://www.uzusio.com/siomi/
クルーズ船で近づいて海上からうず潮を見る方法は、こちらの記事でもご紹介しています。
自動車×旅行のお役立ちコラム
淡路島へドライブ-海が見える素敵カフェと花とグルメの観光スポット&その先の鳴門へ-ぜひ見たい!うず潮・唯一無二の有名美術館も
祖谷のかずら橋&かずら橋夢舞台&大歩危小歩危
⑤日本三奇橋/祖谷(いや)のかずら橋

平家落人伝説がある秘境-祖谷のかずら橋は、祖谷川の上空14mに架かるシラクチカズラで編んだ吊り橋です。諸説あるようですが、追手に迫られた時でも橋を落とせるようにと考案されたと伝えられており、国指定重要有形民俗文化財にもなっています。
昔は切り立った断崖を大変な思いをして通らなければたどり着けない秘境で、こちらの吊り橋が唯一の交通手段だったそうです。現在、長さ45m・幅2mの吊り橋は渡ることができ、橋げたから真下のきれいに澄んだ川の様子が見えるのでちょっとしたスリルがあります。
安全のため、陽が落ちてからは渡れません。ただし、美しくライトアップされた橋を眺められます(時間限定)。また、3年ごとに架け替えが行われているので安心です。
- 住所徳島県三好市西祖谷山村善徳
- サイトURLhttps://miyoshi-tourism.jp/spot/iyanokazurabashi/
⑥かずら橋夢舞台

「かずら橋」に近く、大型駐車場を備える物産館や食堂がある観光施設です。地元名物の祖谷そばや特産品や土産物が揃っています。フードコートでは、渓流の女王といわれる淡水魚-あまごや鮎の塩焼きが食べられる場合も。かずら橋の詳しい展示でその歴史や作り方なども学べて、渓谷をのぞめる展望席などもあって、ゆっくりと休憩できます。
- 住所徳島県三好市西祖谷山村今久保345-1
- サイトURLhttps://miyoshi-tourism.jp/spot/kazurabashiyumebutai/
⑦大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)

吉野川の両岸は水量が多く流れが速いため、岩が削られ、急峻な傾斜のV字型渓谷となりました。大(股で)歩(いても)危(ない)、小(股で)歩(いても)危(ない)崖が約8km続きます。そのため、このV字型渓谷の一帯は古くから「大歩危」「小歩危」と呼ばれ、通行の難所として知られてきました。
また、こちらのV字型渓谷の有り様が日本列島の成り立ちがわかる貴重な場所として、国指定の天然記念物、名勝にも指定されました。現在は、周囲に遊覧船、ラフティング、トロッコ列車、温泉郷などの観光もできるようになっています。
遊覧船が人気で、四季折々、春は山桜や淡い芽吹きの薄緑、夏は涼やかな深緑が美しく、秋は赤く染まる紅葉も楽しみながら、スリル満点の舟下りを体験できます。川からそそり立つ渓谷を見上げるのは大迫力です。きれいに澄み渡る川面と渓谷美に囲まれて、景色を満喫できます。
- 住所徳島県三好市山城町重実~上名
- サイトURLhttps://miyoshi-tourism.jp/spot/oobokekyo-kobokekyo/