【1】熊本城

2016年熊本地震の際、熊本城も甚大な被害を受けましたが、その復興・再建は最優先で進められました。熊本城は熊本県民の心の支えであり、復興のシンボルとなりました。熊本城は熊本県民にとって「ぜひ訪れてほしい、ココははずせないスポット」です。全施設復旧にはまだ時間がかかりますが、復興への着実な歩みが見られます。
2021年3月に大天守は完全復旧し、最上階から熊本市内や阿蘇の山並みも見渡せます。熊本城の特徴的な石垣は、下はゆるやかな傾斜で登れそうですが、上に向えば向かうほど反り返りが厳しくて登ることができません。武士はもちろん、身軽な忍者でさえも登れないことから、通称「武者返し（むしゃがえし）」と呼ばれています。
この武者返しが昔と変わらず、少しのすき間もなく、美麗で見事な石組みに再建されているのを見るだけで、その堅牢さにしびれます。

• 観覧時間9:00～17:00（最終入園16:30）（※天守閣の入場は16:30まで）
• 休業日年末（12/29～12/31）
• 住所熊本県熊本市中央区本丸1-1
• サイトURLhttps://castle.kumamoto-guide.jp/

【2】熊本市動植物園

江津湖のほとりにある熊本市民のなごみスポットの1つ、家族みんなで動物園・植物園・遊園地が楽しめます。総面積24.5ヘクタールの園内で、約120種・700頭の動物と約800種・5万点の植物が見られます。遊園地には大小さまざまな遊器具が整備されています。
動物園では国内で唯一飼育される、「孫悟空」のモデルと言われる「金絲猴（キンシコウ）」などの希少な動物も観察できます。
一年を通じて四季折々の花々が咲き誇る植物園で、ピクニックをゆっくり楽しむこともできます。遊園地では小さいお子さんが喜ぶモノレールや観覧車があります。

• 観覧時間9:00～17:00（最終入園16:30）
• 休業日月曜日（第4月曜日・祝日の場合は翌平日が休園）・12/30～1/1
• 住所熊本県熊本市東区健軍5-14-2
• サイトURLhttps://www.ezooko.jp/

【3】大観峰（だいかんぼう）

日本一の面積を誇る大草原と世界最大級のカルデラ地形を一望できる展望所です。北外輪山の最高峰に位置しており、正面に阿蘇五岳、背後にくじゅう連山とぐるり360度の大パノラマが広がります。どんな季節でも、夜景や星空、雲海や日の出とそれぞれの素晴らしい眺めが楽しめるため、大変人気のある絶景スポットです。

• 住所熊本県阿蘇市山田
• サイトURLhttp://www.asocity-kanko.jp/spot/daikanbou/

【4】草千里ヶ浜

阿蘇五岳の1つ、烏帽子岳の中腹にある広大な草原で、馬たちがのんびりと草を食んでおり、牧歌的な風情があります。
約2万7千年前の火口跡であり、中央に大きな池を有しています。そのため、春・夏頃には草原一帯が緑のじゅうたんとなり、青い池とのコントラストが映えて、何とも美しい眺めとなります。緑と青のコントラスト、草を食む馬たちの様子を眺めながら、のんびりと散策を楽しめます。草原を一周できる引き馬乗りも人気です。

• 住所熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
• サイトURLhttp://www.asocity-kanko.jp/spot/kusasenri/

【5】鍋ケ滝（事前予約制）

約9万年前、阿蘇のカルデラを生んだ巨大噴火でできたとされる鍋ヶ滝。裏見の滝とも称され、その名の通り、滝の裏側を歩いて対岸まで行けます。流れる滝を裏側から眺められる、全国的にも珍しい絶景スポットです。
滝の落差は約10mと低いのですが、幅は約20mあり、裏側から透明なカーテンのように流れ落ちる水を眺めていると、マイナスイオンを十二分に感じられます。
また、初夏の季節ともなれば、木漏れ日に照らされてキラキラ光る滝の流れは優美で涼しげです。滝の裏側を歩くので、汚れても良い、防水の靴がお奨めです。なお、完全予約制のため、事前にご対応ください。

• 観覧時間9:00～17:00（最終入園16:30）
• 休業日年末年始(12/28〜1/3)
• 住所熊本県阿蘇郡小国町黒渕
• サイトURLhttps://ogunitown.info/nabegataki/

【6】崎津天主堂（崎津教会）（内部見学は予約制）

世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の1資産です。穏やかな羊角湾にのぞむ小さな漁村の崎津にあり、背後の美しい海に溶け込むその姿は｢海の天主堂｣とも呼ばれています。崎津の潜伏キリシタンは、禁教後も島原天草の乱には加わらず、信仰を続けていました。1934年、現在の教会はハルブ神父と信者の協力によって再建され、鉄川与助氏が設計施工しました。前面部分だけが石造りで、後方部分は木造のゴシック式教会です。

内部は畳敷きで、祭壇はかつて踏み絵が行われた位置にあたります。潜伏キリシタンの歴史を物語る貴重な遺産です。なお、拝観は予約制のため、事前にご対応ください。

• 開館時間9:00～17:00（事前予約制）
• 休業日施設都合による（サイトをご確認ください）
• 住所熊本県天草市河浦町崎津539
• サイトURLhttps://www.kyusanko.co.jp/ryoko/pickup/sakitsu-church/

【7】イルカウォッチング（道の駅 天草市イルカセンター・ドルフィンピア）

イルカたちのエサである魚介類が豊富な通詞島（つうじしま）は、熊本・天草下島の北端にあります。その沖合には野生のミナミハンドウイルカ200頭以上が生息しているため、季節を問わず一年中遭遇しやすいのです。
こちらのイルカは人懐っこく、船に寄って来たり、時にはジャンプしたりと、大変可愛らしい様子です。天草の海をよく知る地元の方々が船を操縦するので、イルカを間近で見られて楽しめると大人気です。民営のイルカウォッチングできる船もありますが、天草市のイルカウォッチング総合受付として、道の駅 天草市イルカセンター・ドルフィンピアの情報をお伝えします。

【道の駅 天草市イルカセンター・ドルフィンピア】

• 観覧時間9:00～18:00（※冬季11月～2月9:00～17:00）
• 休業日サイトにてご確認ください
• 住所熊本県天草市五和町二江4689-20
• サイトURLhttps://www.t-island.jp/spot/2837

（天草市イルカウォッチング総合案内所
サイトURL：https://amakusashi-dolphin.jp/）