自動車×旅行のお役立ちコラム~ANA SKY コインが貯まる「SORAHO」

menu
ANA SKY コインとは? 自動車×旅行のお役立ちコラム
AMC会員向け!
自動車×旅行のお役立ちコラム

【四国八十八ヶ所巡り】車でお遍路・シッカリ下準備/お遍路用語から車での回り方・車お遍路の難所までお役立ち情報をまとめてみました!

四国八十八ヶ所の霊場は四国4県にまたがって点在しており、全行程は1,200〜1,400km程といわれていますが、何日もかかる大がかりな旅となります。遠方からであれば、飛行機で四国入り(徳島空港・高知空港・松山空港・高松空港)する必要があるため、しっかり下準備して計画しなければ、巡拝全達成(結願)は難しいです。

今回は、四国八十八ヶ所を車で巡る方の下準備に役立つ情報として、お遍路用語から車での回り方、車お遍路の難所や注意点などについてお伝えしていきます。
※情報は2024年4月時点のものです。最新情報は必ずサイト等でご確認をお願いします。

【車でお遍路/下準備】お遍路の心構え・お遍路用語・巡拝方法・服装・お遍路用品

①お遍路の心構えを持ちましょう

四国八十八ヶ所巡り-四国お遍路では、各札所のご本尊や弘法大師様に対し、般若心経などのお経を唱えるといった参拝を行います。お遍路とは、弘法大師様の足跡をたどって功徳を積むという巡礼・修行の一環なので、参拝者である周囲の方々に配慮して、参拝マナーを守る心構えを持ちましょう。

②お遍路用語を知っておきましょう

お遍路するにあたって、地元の方や他のお遍路さんとの交流も楽しみのひとつです。そのため、お遍路用語を知っているとコミュニケーションも円滑になり、楽しい旅の思い出づくりの助けとなるでしょう。

  1. ・同行二人(どうぎょうににん)

    「常に弘法大師様と一緒にある」という意味です。お遍路の道中、弘法大師様はともに歩いて修行をし、見守っておられることを表しています。お遍路さんの菅笠等にも記載されています。

  2. ・納札(おさめふだ)

    各札所2箇所(本堂・大師堂)で納める札です。巡拝回数で色が決められており、1~4回目までは白札です。道中のお遍路用品店や通販でも購入できます。

  3. ・お接待(おせったい)

    地元の方がご厚意で飲み物や食べ物などの施しを行うこと。お遍路さんは弘法大師様と同行しているため、お遍路さんをおもてなしすることで功徳を積むという意味合いがあるそうです。お接待を受けたら、ありがたく頂戴して納札をお渡しするのが慣例とされています。

  4. ・結願(けちがん)

    四国八十八ヶ所すべての札所を巡礼し終えることを言います。

  5. ・お礼参り

    無事に結願した報告と御礼のため、最初に巡拝した(打ち始めの)札所に参拝すること。四国お遍路では、弘法大師様がおられる高野山奥の院へ参拝することも多いそうです。

お遍路の巡り方の用語を詳しく知りたいなら、こちらをチェック!
【四国八十八ヶ所巡りの入門編】お遍路するなら、やはり車が現実的?おすすめの巡り方を検証してみた!

③巡拝方法のマナーを守りましょう

お遍路は巡礼・修行の一環ですから、マナーを守って巡拝することも大切です。

1:山門や仁王門に一礼して境内へ入る(菅笠以外の帽子は参拝前に脱ぎましょう)
2:水屋で口をすすぎ、手を洗って清める
3:鐘楼で鐘を撞く
4:本堂の納札箱に納め札もしくは写経を納める
5:お灯明・お線香・お賽銭をあげる
6:合掌し、心静かに読経(御詠歌・回向文など)する
7:大師堂へ行き、本堂と同様に参拝する
8:納経所で納経帳等にご朱印をもらう

本堂・大師堂への参拝を行う前に納経所でご朱印をもらおうとする行為は、大変な失礼にあたるマナー違反として、札所から注意や叱責を受ける場合もあります。お遍路の目的は功徳を積むことでもあるのですから、正しい巡拝方法・マナーを守りましょう。

【参考】(一社)四国八十八ヶ所霊場会サイト 読経方法
https://88shikokuhenro.jp/basic/reading/

④服装・お遍路用品

基本的には自由で決まりはありません。白衣・菅笠など、いわゆる白装束のお遍路さんスタイルを選択される方もおられます。服装・お遍路用品は、現地でも調達できます。

【参考】(一社)四国八十八ヶ所霊場会サイト 遍路用品
https://88shikokuhenro.jp/basic/supplies/#osugata

【車でお遍路/シッカリ下準備】お遍路はいつ行く?車での回り方は?

車で通し打ちする場合、実際に車で回られた方の平均は10~14日ともいわれています。しかし、各々取れる日数や予算によって、巡り方を一国打ち、区切り打ち、通し打ち、どのようにするかで選択は変わってくるでしょう。また、巡り方の選択を決めるにあたって他にも知りたい事もありますよね。

①おおよその費用

通し打ちで1日1万円あまりとの意見があります。しかし、区切り打ちといった複数回四国入りする場合には、その都度交通費(飛行機やレンタカー、ガソリン代)がかかります。

また、宿泊料金・食費にどのくらいお金をかけるかにもよります。駐車料金(ほとんど無料ですが有料もあり)・御朱印料・巡拝用品等の費用も考えておく必要があります。なお、四国4県の観光地にも訪れたい場合にはその分費用はアップするでしょう。以下も参考にして考えてみましょう。

【参考】徳島県観光情報サイト/阿波ナビ お遍路はじめの一歩
https://www.awanavi.jp/archives/topics/21987

②お遍路に向く季節

気候が良い春・秋がおすすめです。夏は大変暑く、厳冬期は道路が通行止めになる場合もあります。車道はもともと狭い上、積雪すると大変危険です。気候の良い時にお遍路するのがおすすめです。

③回る順番

お遍路の巡り方に決まりはありません。ただお遍路用品や服装を整えるのにも便利なため、札所1番から始められる方も多いようです。かけられる日数等を考えながら、回る順序を考えたほうがよいでしょう。また、車で回る場合、順序通りではない方が良い場合もあります。いわゆる「車お遍路の難所」がいくつかあり、迂回ルートを推奨される場合があるため、事前に調べてから決定した方が良いでしょう。(難所については以下に追記します)

【車でお遍路/シッカリ下準備】運転危険区域は?車お遍路の時間配分や知っておきたい注意情報

①事前に「車での運転危険区域」の情報を知っておきましょう!

四国お遍路は修行の一環ですから、そもそも山道が基本です。そして車お遍路でも難所といわれる、運転危険区域が何カ所もあります。そのため、高い運転技術がないと大変苦労します。車1台がやっと通れる道にもかかわらず対向車が来てしまい、冷や汗をダラダラかきながら、後進して道を譲らなければならないという事態もしばしばありえます。

また山間部であるため、天候は急変しやすく霧が出たり、雨に降られたり、全く先が見えないような道を運転しなければならない時もあります。また、道が分かりづらいという難点もあります。そして、実際に車お遍路された経験者からよく聞かれることですが、カーナビを過信し過ぎるのはやめましょう。カーナビで案内される道が正しくて運転しやすいとは限らないそうです。必ず事前確認しておきましょう。

いわゆる難所と言われている札所は以下となります。

10番 切幡寺/12番 焼山寺
14番 常楽寺/15番 国分寺
21番 太龍寺/27番 神峯寺
28番 大日寺
32番 禅師峰寺/35番 清瀧寺
41番 龍光寺/46番 浄瑠璃寺
60番 横峰寺
78番 郷照寺

上記のお寺への運転については、実際に体験された方のブログサイトやYouTubeに参考となるものがいくつもあります。必ず事前にチェックをして、自分が問題なく運転できるかイメージを掴んでおくと良いでしょう。また、車の運転に自信があってもなくても、レンタカーを借りる場合にも、用心のため保険に入っておいた方が良いでしょう。

②納経所は17時まで、1日で回れる寺数を考えて1日の時間配分をしましょう

1日の活動時間は、基本的に納経所が開いている朝7時~夕方17時まで(※ただし札所によるので事前確認が必要)となります。御朱印をいただく巡礼ですから、開いてる時間内に参拝できるよう、計画しましょう。

また、1札所で巡拝・御朱印をいただく時間、駐車場に停車する時間、駐車場から距離がある札所ではその移動時間など、1札所でかかるおおよその時間を確認しておくとスケジュールが立てやすいです。1日で回れる寺数を考えて、1日の時間配分をしましょう。

③全てのお寺に車で行けるわけではありません

以下の3か所はロープウェイ・ケーブルカーに乗って、札所に向かいます。かかる時間と料金も頭に入れておきましょう。

21番 太龍寺ロープウェイ(徳島県)
http://www.shikoku-cable.co.jp/tairyuji/

66番 雲辺寺ロープウェイ(香川県)
http://www.shikoku-cable.co.jp/unpenji/

85番 八栗ケーブル(香川県)
http://www.shikoku-cable.co.jp/yakuri/

④1日の給油計画もしておきましょう(エンスト回避のため)

事前にガソリンスタンドの場所を調べておくのも大事ですが、現地に行くと、実情とあっていないことも。なぜなら、現在ガソリンスタンドがどんどん減っており、特に山間部では減少傾向です。さらに、やっとガソリンスタンドを見つけてもすでに営業時間外だったりすることも。途中でエンストしてはとても大変です。巡拝の際にはタンクが半分程になったら、給油しておくといった用心をしておきましょう。

⑤お遍路 便利情報

他にも知っておくと便利な情報をお伝えします。

【おもてなしステーション】

2008年からNPO 法人遍路とおもてなしのネットワークが企業や個人の方に呼びかけて、「おもてなしステーション」を登録・設置し、お遍路さんにお接待・おもてなしを行っています。以下のサイトから、場所と各ステーションでどんなサービスがあるのか(トイレ(R)・休憩(B)・道案内(I)・Wi-fi(W)・携帯充電(C)、ドリンク(D)と表記)が分かります。

参考:NPO法人遍路とおもてなしのネットワーク
https://www.omotenashi88.net/list_omotenashist.html

【お遍路 便利アプリ】

お遍路に役立つアプリはさまざまあるので、試してみてご自身に合うものを選択すると良いでしょう。以下、一部をご紹介します。

お遍路サポートアプリ 遍路のあかり(四国電力送配電)
https://henro-no-akari.com/

巡礼Go
https://pgmate.toraiwax.com/

自動車保険の保険料比較をCheck!! 自動車保険の保険料比較をCheck!!

取扱・募集代理店:ANAファシリティーズ株式会社
〒103-0027 東京都中央区日本橋2-14-1
ANAファシリティーズ株式会社は、ソニー損害保険株式会社、チューリッヒ保険会社、アクサ損害保険株式会社(アクサダイレクト)、三井ダイレクト損害保険株式会社、SBI損保、セゾン自動車火災保険の保険取扱代理店として保険契約締結の媒介を行っており、保険契約の締結、告知の受領、保険料の受領、契約内容が変わった場合のご通知の受領等の権限はありません。

[引受保険会社]

  • 東京海上日動あんしん生命
  • チューリッヒ保険会社
  • SBI損保 W-12-2542-001
  • セゾン自動車火災
  • ソニー損保 SA17-548
  • オリックス生命

ページTOPへ