いざ保険に目を向けてみても「種類がたくさんあって複雑すぎる」、「結局どれが自分に合うのだろうか?」と分からなくなり、選べない方も少なくないようです。
確かに保険商品は何百プランもあると言われており、全てに目を通すのは不可能でしょう。しかし、一見複雑そうでも、いくつかの種類に分けて考えていけば、自分に合った商品を選ぶことも可能です。
そこで今回は、加入状況の多い代表的な保険の種類を3つ挙げてご紹介していきます。
こちらを参考に、商品を見つけてみてはいかがでしょうか?
がん保険・医療保険
もしもの時の病気やケガに備える医療保険は定番と言えるでしょう。中でもがん保険は、非常に加入者の多い種類です。
日本人の生涯でがんに罹患する確率は男女ともに2人に1人(*1)、生涯でがんで死亡する確率は男性は4人に1人、女性は6人に1人と言われています(*2)。誰でもかかる可能性がある病気であり、そうした状況に合わせがん医療に対応できる商品の加入者数は増加しています。保険会社も人々のニーズに応える形でがん医療のプランに注力しています。がんになれば高額な治療費や入院費がかかる可能性があるため、加入しておくと安心なのは間違いありません。
がん以外でも、病気やケガというものはいつ誰に降りかかってくるか分かりません。「まだまだ健康だから大丈夫」という方でも、もしもの時に備えて加入を検討してみてはいかがでしょうか。

*2出典元:国立がん研究センター がん情報サービス「がん登録」
年金保険・介護保険
老後の生活に関する保険も、近年非常に加入者が増えています。
高齢化社会になるにつれ、社会問題となってきているのが年金や介護の問題です。今後、年金を十分にもらえるかが確かではない時代となり、年金保険で将来の老後対策を考える方も増えてきています。
さらに、老後には介護の問題もあります。親の介護費だけでなく、将来自分に介護が必要になった時、施設に入るだけの貯えが十分にあるのか、周りに迷惑をかけることなく暮らすことができるのかを懸念して、介護プランに若いうちから加入する方も少なくないようです。
介護施設に入居するだけでも、場合によっては数百万円という費用が必要な場合もあります。それだけでなく、病気にかかる薬代や車いすや補助器具などの費用に、思わぬ負担がかかるのが介護の特徴です。
「家で介護すればいいから」と言う方もいますが、実際に体験すると想像以上の大変さに耐えられなくなるということもしばしば起こります。
老後の備えについては人生の早い時期から計画的に考え、自分自身で快適な未来を守る意識が大切です。
生命保険
保険と言えばこちらをイメージされる方も多いのではないでしょうか。生命保険の代表的な使い道は、死亡時や高度障がい状態に陥った場合です。そのため「あまり縁起でもないことを考えたくない」、「そんな状況をイメージできない」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自分だけでなく家族のことを考えるならば、非常に重要だと言えるでしょう。
もし、死亡してしまった場合には、まず葬儀費用が必要になります。相場は一般的に約196万円といわれていますが※、亡くなった当日か翌日にはそれだけの大金を用意しなくてはなりません。貯蓄があれば問題ありませんが、貯蓄がない場合は保険金を頼りにするケースも少なくありません。
また、幼い子どもを残して親が亡くなってしまった場合、その後の生活費や養育費に困窮する可能性もあります。そうした万が一を考え、残された大切な人たちを守るのが生命保険の特徴です。
※出典元:(一財) 日本消費者協会 2017年 第11回「葬儀についてのアンケート調査」
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